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class=" lang="ja" dir="ltr">【スタッフ日記】二匹のカエルのお話(寓話) - アップル梅田

【スタッフ日記】二匹のカエルのお話(寓話)

ストーリーのある就労移行支援、アップル梅田です。

新年、明けましておめでとうございます!
皆さん、良い年末年始をお過ごしになられましたか?

アップル梅田は本日より、通常営業スタートとなります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

さて、今年初回の【スタッフ日記】です(^^♪

初回は、一年の行動指針という意味合いも兼ね、
私が好きな寓話を一つご紹介したいと思います!

この寓話は、ベストセラーとなったアドラー心理学を
解説した書籍の中に出てくる有名なお話です。

二匹のカエルのお話(寓話)
『ミルクがいっぱい入った壺の縁を、二匹のカエルが跳びまわっていました。
すると突然、二匹とも壺の中に落ちてしまいました。
一匹は「もうおしまいだ・・・」と泣き、諦めてしまいました。
そしてゲロゲロと鳴きながら、何もしないでじっとしている内に
結局、溺れ死んでしまいました。
そしてもう一匹のカエルはというと、同じように落ちたのですが、
こちらは決して諦めませんでした。
なんとかしようと何度も何度も脚をばたつかせて、一生懸命泳ぎ続けました。
すると・・・足の下が固まり再び立ち上がることができました。
何が起きたと思いますか? ミルクがバターに変わっていたのです。
それでピョンと壺から外に飛び出せました。』

この寓話、皆さんはどう感じられましたか?
もしかすると、何も感じないという方もいらっしゃるかもしれませんが(≧▽≦)

「楽天主義」と「楽観主義」の違いとは??

アドラー心理学では、「楽主義」「楽主義」「悲観主義」
の3つの違いが明確に記載されています。

楽天主義・・・何が起こっても大丈夫、悪いことは起こらない、
失敗するはずがないと考え、何もしない考え方。

悲観主義・・・状況に対する勇気を欠いてしまい、何ともならないと
諦め、結局何もしないという考え方。

楽観主義・・・現実をありのまま見据え、そこから出発する。
何とかなるかどうかは分からないが、何ともならないと考えることはない。
とにかく出来ることを考え、実践するという考え方。

一般的によく使われるポジティブシンキングは「楽天主義」ですが、
アドラー心理学であえて区別するならば、楽観主義となります。

楽天主義の人は「なんとかなるさ」と考え、実際の行動は何もしない。
「ポジティブシンキング」、つまり気の持ちようが重要だと考えている人は、
現在の状況を変えるための建設的な努力をしないという風に捉えます。

心理学者アドラーが勧める考え方は、楽天主義でも悲観主義でもなく、
楽観主義、つまり”出来ること”をするということになります。

二匹のカエルのお話では、一匹は悲観主義の蛙だったので、
最初はもがいていましたが、すぐに諦めてしまい溺れ死んでしまいます。

もう一匹は楽観主義の蛙でした。(←ポジティブシンキングではありません)

ポジティブシンキングの蛙であれば、「誰かがきっと助けに来てくれるだろう」
と思って自分では何もしないので、おそらく溺れてしまったことでしょう。

では楽観主義の蛙は、どういう行動をとったか。

とにかく今出来ることは、足をもがくこと。
結果はわからないけど、今出来ることは足をもがくことであると考えて、
もがいて、もがいて、足をバタバタさせていたら……
ミルクがバターになって助かった、というお話です。

楽天主義と楽観主義の一番の違いは、出発点です。

楽観主義は現実を直視し、できるだけ正確に分析し、
理解することからスタートしています。

そのうえで「何とかなるかわからないけれど、
何とかならないわけじゃないかも知れない。
結果はわからないけれど、できることをやってみよう。」

これが「楽観主義」の考え方です!!

長文になってしまいましたが、私は、この「楽観主義」を自分自身の
行動指針として自然とできる“域”を目指していきたいと思います(^^♪

もし皆さんの中で、少しでも共感する部分があれば、是非この
「楽観主義」という考え方を取り入れてみてください!!

就職活動に限らず、就職された後も含めた自分自身の生き方において
必ず活かせる考え方だと思います。

自分の課題を解決できるとみなす。必ず一本の白い道があると信じる。
アドラーは、その性格性に「勇気、率直さ、信頼、勤勉」などをあげています!

「問題はすぐに解決しないかもしれませんが、深刻になることはありません。
深刻であるということと、真剣であるということはまったく別のことです。
人生を楽しみたいと思うのであれば、真剣でなければ楽しむことはできません

アドラーの言葉は、考えるきっかけを与えてくれますね(^^♪
以上、ご参考まで!!

<投稿スタッフ:T>

最後までご覧いただきありがとうございます。 (#^^#

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